ドジャースの大谷翔平選手は古巣エンゼルス戦に「１番・指名打者」で先発出場し、６打数無安打２三振だった。連続試合安打は「３」でストップ、自己最多となる４試合連続本塁打もならず、打率は３割５厘に下がった。ナ・リーグ西地区首位のチームは１５安打で９点を奪いながら、ア西地区最下位のエンゼルスに、故障から復帰し、今季初登板だったベテラン左腕カーショーらが１３安打を浴びる乱打戦の末、連敗を喫した。

　大谷の「６打数無安打」は、エンゼルスに所属していた２０１９年８月３０日のレッドソックス戦（延長１５回６―７で敗戦）で記録した８打数無安打以来。第３打席までは左腕アンダーソンに翻弄（ほんろう）され、２三振。唯一のチャンスで回ってきた６回無死一、三塁では遊ゴロ併殺に終わった。残る２打席も会心の当たりはなかった。

　この日は、大谷以外のドジャース先発野手が全員安打だったこともあり、Ｘ（旧ツイッター）では「大谷さん６打数無安打って、エンゼルスは何をしたんだ…」「先発どころか代走キム・ヘソン以外全員安打で大谷さんだけ６タコとか逆にすごい」など、驚きの声があがった。（写真はAP）